毎日夢を見るのは良いこと?悪いこと?|山梨の整体 - 上野原「本町整骨院」

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毎日夢を見るのは良いこと?悪いこと?

2018/01/15 | カテゴリー:スタッフブログ

日頃、何気なく見ている夢…「毎日夢を見て疲れる」「夢を毎日必ず覚えている」という方。
実は身体が不調のサインを訴えている可能性があります。

 

 

 

夢は必ず見るもの。ただし毎日覚えているのは…

寝ている時、誰もが夢を見ています。
私たちは寝ている時にレム睡眠ノンレム睡眠が約90~120分くらいのサイクルで繰り返されています。

レム睡眠とは、身体は休んでいるが脳は覚醒しているので眠りが浅い状態です。ノンレム睡眠は、脳と身体が休んでいるので眠りが深い状態です。

 

悪夢を覚えていたら不調のサイン!?

夢を見た事を覚えていない人も必ず夢を見ていますが、それを覚えているか覚えていないかによって身体の状態がわかります。夢を見ることは自然なことですが、毎日のように夢、特に悪夢を覚えている場合は注意が必要です。毎日夢を覚えている人は、ホルモンや自律神経のバランスが崩れている可能性が高い人です。

▶ 心当たりのあるかたは自立神経失調症ページへ

夢を毎日覚えているということは?

人間の身体の調節はホルモンと自律神経によってバランスを保っています。
本来なら睡眠の時は自律神経の一つである副交感神経(身体をリラックスさせる)が働かなくてはいけません。
夢を覚えている人は睡眠時でも脳が覚醒状態になってしまい、脳や身体は十分に休むことが出来ないので身体には様々な影響が起こりやすくなってしまいます。

なぜ毎日夢を覚えていると睡眠の質が低下している可能性があるのか?

いつも眠りが浅いという人はレム睡眠が長くなっている状態、つまり脳は休んでいないということになります。このことにより、脳で作られる脳脊髄液(身体の栄養素)が上手く循環できなくなり頭痛の原因や集中力の低下などが現れます。

 

 

日頃の疲労やストレスの蓄積が原因の場合も

夢を見てから約10分程度の間に目を覚ますと夢を覚えていると言われています。最近毎日のように夢を見るという人は、昼間のストレスを脳が寝ている間に処理するほど疲れている可能性があります。
また、身体は休んでいるけど脳は覚醒しているレム睡眠の状態になっているので、寝起きのすっきり感がない人が多いです。

眠りが浅いレム睡眠が続いてしまうと1日で溜まった疲労が抜けきらないので、身体の不調が起こりやすい環境になってしまいます。疲労の蓄積で身体の不調が起こりやすくなり、悪夢をみやすくなると言われています。

眠りが浅い「レム睡眠」を増加させる要因

①コーヒーの過剰摂取

コーヒーに含まれているカフェインは中枢神経を興奮させる作用があるために、コーヒーを過剰摂取することで興奮状態が続きます。結果的に脳が休めない環境にしていきます。

②寝る前の環境が悪い

寝る前の環境が悪いと、レム睡眠の時間が増加してしまいます。寝る直前に食べ物を食べたり、布団に入ってからもテレビを見たりスマホを使用したりすると睡眠の質が低下するのでレム睡眠の時間が増加する可能性があります。

寝る前に食べ物を食べてしまうと、食べ物を消化しようと内臓に血液が集まりやすくなります。そうなることで食べ物の消化はしていますが、脳への血流が行きにくくなるため眠りの浅いレム睡眠になりやすくなってしまいます。

できるのであれば、寝る2時間前には食事を済ませておくと良いです。また、寝る前にテレビやスマホなどを使用していると電磁波や画面の光によって睡眠の質が低下してしまいます。

これは、画面からの光がメラトニンという睡眠を促進させるホルモンに影響してしまうからです。暗い環境で人間は眠くなる作用がありますが、寝る直前に光を受け取るとメラトニンの分泌がスムーズに行われなくなってしまう可能性があります。寝る1時間前にはテレビを見たり、スマホを使用したりすることを控えて、暗い環境で寝るようにしてみましょう。

③アルコールの過剰摂取

アルコールを摂取するとなぜ眠くなるのでしょうか?
少量のアルコールであれば、脳内の抑制神経伝達物質であるギャバ(GABA)が増加します。これにより、ドーパミンやノルアドレナリンが減少し、眠くなるのです。

しかし、アルコールは約3時間後にアセトアルデヒトという毒素に分解されます。このアセトアルデヒドの成分によって交感神経が刺激されるので、眠りが浅くなると考えられています。また、眠りが浅いと成長ホルモンの分泌も低下するので、寝ている間に身体の疲れやコリを修復しにくい環境にしてしまいます。

アルコールを摂取すると睡眠を誘発する作用があるのですが、同時に眠りを浅くしてしまうことがあります。お酒も少量であれば問題ないですが、過剰摂取すると眠りの質を悪くします。休肝日を設けるように心がけてください。

重症化すると自律神経失調症の可能性も!

見た夢を覚えている状態=眠りが浅い状態が続く際は、自律神経失調症の可能性もあります。

自律神経失調症とは?

自律神経とは、自分の意志ではコントロールできない神経のことです。例えば、心臓の動きを自分の意思で止めたり動かしたりすることが出来る人はいないですよね?

このように自律神経は意識しなくても身体の中で働き続けてくれています。簡単にいうと内臓を動かしている神経です。

 

 

自律神経の役割

自律神経失調症とは、意識しなくても働いてくれている神経が誤作動を起こし、身体にさまざまな症状を引き起こします。

人間の身体には「恒常性」という一定に保とうとする機能が備わっています。外気温が低ければ体温を保つために身体に熱を溜めますし、逆に外気温が高ければ汗などで熱を下げようとします。
夜、しっかり睡眠をとれる人となかなか眠れない人との差も自律神経が大きく関わっています。

交感神経と副交感神経

自律神経は大きく二つに分けることが出来ます。

交換神経:興奮させる神経
副交感神経:リラックスさせる神経

この二つがバランスを保ち、身体の機能を一定に保っています。
このバランスが崩れると自律神経失調症になったり、様々な症状や病気が発症したりします。

自律神経の乱れは上野原市の本町整骨院にご相談ください!

上野原市の本町整骨院では自律神経の機能を正常にするために、自律神経の最高中枢である視床下部(脳)を整えます。
また内臓の機能も高めるために内臓整体も施します。

病院やマッサージ、ボキボキした整体に行ってもなかなか改善しない方は1度ご相談ください。

▶ 自律神経失調症の更に詳しい内容はこちら

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院長 河辺宏一

本記事の文責本町整骨院

院長 河辺 宏一
  • 柔道整復師(国家資格)
  • カイロプラクター
  • オーストラリア国家資格
  • 国際整体協会インストラクター

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