イップス｜山梨の整体 - 上野原「本町整骨院」

イップスは精神的なストレスが掛かった時に身体の防衛反応として身体が硬直してしまう現象です。
スポーツなどの失敗した経験からまた同じミスをしてしまうのではないかと脳が判断してしまい身体をうまく動かせなくなってしまう状態です。
野球を初めゴルフ、テニス、バスケ、ダーツ、バレーボール、卓球など…どの競技の選手にも起こり得ることです。
心療内科や精神科などでは薬を処方されますが、根本的に解決するには頭蓋骨（脳）の歪み、身体の歪み、内臓の歪みを整えて自律神経の乱れを正常に戻す必要があります。

1、頭蓋骨（脳）の歪み

イップスは自律神経の乱れが大きく関わります。
自律神経の中枢は脳です。
頭蓋骨が歪むと脳を圧迫して環境を悪くします。
すると、うまく機能することが出来なくなり、イップスの原因となります。
イップスはもちろん、トラウマやスランプとも言われる精神的な問題は頭蓋骨を整えて脳の環境を良くする事が重要です。

2、身体の歪み

身体の土台である骨盤が歪むと背骨は曲がっていきます。
背骨の中には、脳からの様々な指令を身体中に伝達する運動神経、知覚神経、自律神経があります。
背骨が曲がると脳からの指令を流しにくくなり、身体全体が機能低下をしてしまいます。
骨盤や背骨を整えて神経の伝達をスムーズにする事でイップスを克服できるようになる事があります。

3、内臓の歪み
頭蓋骨（脳）の歪みで自律神経が乱れることはお伝えしましたが、内臓の歪みからも自律神経は乱れます。
内臓は重力が掛かると下垂します。
胃下垂なども内臓の歪みです。
問題の出ない程度なら大丈夫ですが、過剰に歪むと自律神経が乱れます。
なぜなら内臓を働かせている神経が自律神経ですので、内臓の位置がズレると脳からの指令を正しく受け取れなくなります。
内臓の働きが悪くなると発汗、血液循環の低下、精神的な問題、過緊張など様々な症状が現れます。
イップスも内臓の位置の歪みを整えて自律神経の流れを正常にする事が必要になります。
 

本町整骨院のイップスの施術は頭蓋骨の歪みを整え、骨盤の歪みを整え、内臓の歪みを整えることが根本的な回復と考えて行います。
イップスは病院でも原因の分かりにくい症状です。
病院の対処としては薬を飲み、経過の観察をする事が多いです。
イップスを含めて精神的な問題がある場合は、身体の歪みで自律神経の働きが悪くなっているので身体の歪みを整えて健康な状態にする事が大切です。
本町整骨院では検査をして、なぜ自律神経が乱れているのかを検出して整体をしていきます。
イップスという同じ症状でも、人によって歪み方は様々です。
いつか回復するだろうと諦めずに早い段階で整体をすることが早期回復に繋がります。

まずはご相談ください。

18歳　M.Kさん　男性　野球部

高校1年生からベンチに入り、ピッチャーをしていました。
3年生の最後の大会、3-1の場面で7回途中からピッチングを任されました。
8回無失点で切り抜けて、9回にフォアボールを出してしまい、その後緊張からコントロールが定まらなくなってしまい、結果的に3-4で負けてしまいました。
この時からイップスが発症しました。

病院やイップス専門の機関でメンタルトレーニングをしてもなかなか回復しないので当院に来院しました。

症状
下痢
球速の低下
多汗症
コントロールの乱れ

初診時
手に大量の汗
頭蓋骨もガチガチで、脳脊髄液の流れが悪い
腎臓もとても重く、後方と下方に歪んでいる
腸の硬さも著名

経過
3か月間（12回）を週1のペースで整体をしたところ、徐々に投球時の不安も薄れていきました。
繰り返していた下痢もなくなり、緊張すると出ていた大量の汗も気にならないほどになっていました。
その後は月に1～2回ほど通院して頂き、半年後にはイップスを発症する前と同じように野球をすることが出来るようになりました。
さらに、球速も4㎞ほど早くなり、コントロールも以前よりも良くなりました。
身体も見違えるほど大きく、しっかりしてきたと周りの方から言われるようになり、大学でも楽しく野球を続けています。

評価
イップスは病気ではなく、精神的な問題なので本人の気持ち次第という方もいらっしゃいますが、頭蓋骨を整えて身体や精神面を司っている脳の環境を良くしたり、自律神経と深く関係している内臓の歪みを整える事により回復していきました。
内臓の歪みが整ったことにより、しっかりと消化・吸収されるようになったので、身体も大きく、たくましくなりました。
カウンセリングをしたり、ストレスとなる問題を回避したりすることも大切ですが、ストレスに対して対応できるようになる事も大切です。
人間は本来、自分で身体を健康にする力（自然治癒力）が備わっていますので最大限に発揮できる身体にしていくことが大切です。